本資料のURL
二次利用条件
資料ID 02-0000199
作品名漢字 小ばしや呉服店
作品名読み オバシヤゴフクテン
シリーズ名 なには百景内
画家名漢字 貞信(初代)画
画家統一名 貞信(初代)
画家統一名読み サダノブ
画家解説 貞信(初代) さだのぶ 文化6年(1809)~明治12年(1879) 長谷川氏、通称文吉のち徳兵衛、名は貞信。南窓楼、雪花園、猶園、五双亭、浪華亭、信翁、信天翁、蘭考などと称した。また有長、貞宜の画名もある。安堂寺町浪花橋筋の茶巾袱紗商・奈良屋の長谷川治助・お鹿の三男として生まれる。初め四条派画家上田公長の門に入り、のち歌川貞升に、さらに柳斎重春に学ぶ。初期は大判役者絵を専らにしていたが、天保の改革を境に風景画に転進、『浪花百景』などの作品を生みだし、上方風景画の代表的画家と言われるに至った。明治8年(1875)68歳の時、長男の小信に貞信の名を譲った。
請求記号 378/1134/#
名所名1 小橋屋呉服店
名所名1読み コバシヤゴフクテン
現在の市区町村1 中央区
ジャンル名1 貞信・浪花百景
ジャンル名2 商工業
ジャンル名3 建造物
作品解説 難波別院の南、久宝寺町の角にあって『浪華の賑ひ』には「常に買ふ客(ひと)間断なし」と記された。店のしるしが「丸」に「小」だったので「お前みたいなこと言われたら、小橋屋のしるしで困る(「小」「丸」)困る」という洒落のあったことが落語の一節からうかがえる。  『摂津名所図会大成』には「山鳥の をばしやのたなの 子供らが ながながしき声の にぎわしきかな」という狂歌が紹介されている。