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資料ID 02-0000197
作品名漢字 川口の新大橋
作品名読み カワグチノシンオオハシ
シリーズ名 浪花百景之内
画家名漢字 貞信(初代)画
画家統一名 貞信(初代)
画家統一名読み サダノブ
画家解説 貞信(初代) さだのぶ 文化6年(1809)~明治12年(1879) 長谷川氏、通称文吉のち徳兵衛、名は貞信。南窓楼、雪花園、猶園、五双亭、浪華亭、信翁、信天翁、蘭考などと称した。また有長、貞宜の画名もある。安堂寺町浪花橋筋の茶巾袱紗商・奈良屋の長谷川治助・お鹿の三男として生まれる。初め四条派画家上田公長の門に入り、のち歌川貞升に、さらに柳斎重春に学ぶ。初期は大判役者絵を専らにしていたが、天保の改革を境に風景画に転進、『浪花百景』などの作品を生みだし、上方風景画の代表的画家と言われるに至った。明治8年(1875)68歳の時、長男の小信に貞信の名を譲った。
請求記号 378/1134/#
名所名1 川口居留地
名所名1読み カワグチキョリュウチ
現在の市区町村1 西区
ジャンル名1 貞信・浪花百景
ジャンル名2
ジャンル名3 文明開化
作品解説 明治元年(1868)に外国人居留地が川口の地に設けられた。川口波止場の東10万余坪の一角に大阪で初めて西洋風の建物が建った。『大阪府誌』には戸数31、人口330余人で、イギリス人57人、アメリカ人60人、ドイツ人1人、フランス人9人、中国人200人、スイス人3人、ベルギー人2人、スペイン人1人がいたと記している。河口より上ったところにある不便さから、神戸の台頭を許し、川口居留地は廃れた。