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資料ID 02-0000187
作品名漢字 心斎橋通初売之景
作品名読み シンサイバシドオリハツウリノケイ
シリーズ名 浪華百景之内
画家名漢字 貞信(初代)画
画家統一名 貞信(初代)
画家統一名読み サダノブ
画家解説 貞信(初代) さだのぶ 文化6年(1809)~明治12年(1879) 長谷川氏、通称文吉のち徳兵衛、名は貞信。南窓楼、雪花園、猶園、五双亭、浪華亭、信翁、信天翁、蘭考などと称した。また有長、貞宜の画名もある。安堂寺町浪花橋筋の茶巾袱紗商・奈良屋の長谷川治助・お鹿の三男として生まれる。初め四条派画家上田公長の門に入り、のち歌川貞升に、さらに柳斎重春に学ぶ。初期は大判役者絵を専らにしていたが、天保の改革を境に風景画に転進、『浪花百景』などの作品を生みだし、上方風景画の代表的画家と言われるに至った。明治8年(1875)68歳の時、長男の小信に貞信の名を譲った。
請求記号 378/536/#
名所名1 心斎橋筋
名所名1読み シンサイバシスジ
現在の市区町村1 中央区
ジャンル名1 貞信・浪花百景
ジャンル名2 商工業
作品解説 心斎橋南詰から戎橋までは間断なく店が出て大坂市中で最も殷賑を極めたところであった。『摂津名所図会大成』には「古しへより在来りし順慶町におさおさ劣らず入相時より二更の頃まで男女の群集あたかも潮のわくがごとし」と記している。心斎橋筋の船場から島之内にかけては、大坂中でもっとも書肆(本屋)の軒をつらねたところであった。