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資料ID 02-0000181
作品名漢字 長町毘沙門堂
作品名読み ナガマチビシャモンドウ
シリーズ名 浪花百景の内
画家名漢字 貞信(初代)画
画家統一名 貞信(初代)
画家統一名読み サダノブ
画家解説 貞信(初代) さだのぶ 文化6年(1809)~明治12年(1879) 長谷川氏、通称文吉のち徳兵衛、名は貞信。南窓楼、雪花園、猶園、五双亭、浪華亭、信翁、信天翁、蘭考などと称した。また有長、貞宜の画名もある。安堂寺町浪花橋筋の茶巾袱紗商・奈良屋の長谷川治助・お鹿の三男として生まれる。初め四条派画家上田公長の門に入り、のち歌川貞升に、さらに柳斎重春に学ぶ。初期は大判役者絵を専らにしていたが、天保の改革を境に風景画に転進、『浪花百景』などの作品を生みだし、上方風景画の代表的画家と言われるに至った。明治8年(1875)68歳の時、長男の小信に貞信の名を譲った。
請求記号 378/536/#
名所名1 長町
名所名1読み ナガマチ
現在の市区町村1 浪速区
ジャンル名1 貞信・浪花百景
ジャンル名2 神社仏閣
作品解説 日本橋3~5丁目の堺筋沿いをさす。名前については、古来辺りは海辺で名呉の浜などと呼ばれ名呉(名護)町と称していたがのち長町に転訛したという説、日本橋から南へ伸びる狭長な町並みに由来するという説がある。  長町筋の左右には旅籠屋・木賃宿が建ち並び、なかには『東海道中膝栗毛』にも登場する分銅河内屋・ひょうたん河内屋など名高い宿もあり、また傘職人も軒を並べ、浪花の名物と評され大変な賑いであったという。