本資料のURL
二次利用条件
資料ID 02-0000167
作品名漢字 樋の口の春景
作品名読み ヒノクチノシュンケイ
シリーズ名 なには百景の内
画家名漢字 貞信(初代)画
画家統一名 貞信(初代)
画家統一名読み サダノブ
画家解説 貞信(初代) さだのぶ 文化6年(1809)~明治12年(1879) 長谷川氏、通称文吉のち徳兵衛、名は貞信。南窓楼、雪花園、猶園、五双亭、浪華亭、信翁、信天翁、蘭考などと称した。また有長、貞宜の画名もある。安堂寺町浪花橋筋の茶巾袱紗商・奈良屋の長谷川治助・お鹿の三男として生まれる。初め四条派画家上田公長の門に入り、のち歌川貞升に、さらに柳斎重春に学ぶ。初期は大判役者絵を専らにしていたが、天保の改革を境に風景画に転進、『浪花百景』などの作品を生みだし、上方風景画の代表的画家と言われるに至った。明治8年(1875)68歳の時、長男の小信に貞信の名を譲った。
請求記号 378/536/#
名所名1 樋の口
名所名1読み ヒノクチ
現在の市区町村1 北区
ジャンル名1 貞信・浪花百景
ジャンル名2 行楽地
作品解説 天満堀川が大川に通じた地点を樋の口と呼び、対岸の桜宮とともに桜の名所として知られた。天満堀川と淀川との合流地点に樋が設けられていたことからこう呼ばれる。  以前は塵芥が積もり「ごもく山」と呼ばれるほどであったが、天保9年(1838)の延伸工事によって水は澄み、好景の地となった。