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資料ID 02-0000156
作品名漢字 [川崎造幣局の図]
作品名読み カワサキゾウヘイリョウノズ
画家名漢字 貞信(二代)画
画家統一名 貞信(二代)
画家統一名読み サダノブニダイ
画家解説 貞信(二代、初代小信) さだのぶ(このぶ) 嘉永元年(1848)~昭和15年(1940) 長谷川氏。初代貞信の長男。通称徳太郎。はじめは小信と称したが、明治8年(1875)父貞信の跡を襲い二代貞信と称した。父貞信(初代)の下に修行していたが、のち一鶯斎芳梅に学んだ。慶応3年(1867)20才頃から画作をはじめ、鳥羽伏見の戦い、続く明治天皇の難波御幸など当時の世情を主題にした作品を一挙に描いた。維新以後も、大阪市中の開化風俗を描く錦絵・風景版画を数多く遺した。 その他、錦絵新聞や新聞小説の挿絵、芝居絵や肉筆風俗画も手がけた。
請求記号 甲雑/123/#
名所名1 造幣局
名所名1読み ゾウヘイキョク
現在の市区町村1 北区
ジャンル名1 建造物
ジャンル名2 文明開化
作品解説 幕末に、日本小判の流出を防ぐために久世治作が行った貨幣鋳造の建議に基づき、五代才助らが長崎のイギリス商人グラバーを通じて、銀貨鋳造機を購入。その機械を据える場所として、水利や交通の便などから選ばれたのが、川崎御蔵の跡地、現在の造幣局であった。  慣れないレンガ造りの西洋建築に工事は難航したが、新たに選ばれた造幣頭の井上勝、技師長のキンドルのもと、明治4年(1871)2月に開場。  造幣局においては建物だけでなく、貨幣の鋳造方法なども西洋式のものを採り入れ、職員は断髪、廃刀、洋服を義務付けられるなど、大阪の西洋化を推し進める効果もあった。