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資料ID 02-0000134
作品名漢字 大阪天保山繁栄之図
作品名読み オオサカテンポウザンハンエイノズ
画家名漢字 暁鐘成画
画家統一名 暁鐘成
画家統一名読み アカツキカネナリ
画家解説 暁鐘成 あかつきかねなり 寛政5年(1793)~万延元年(1860) 木村氏、名は啓明、通称和泉屋弥四郎、鐘成、晴翁、鶏鳴舎、鹿廼舎真萩などと称した。大坂の人。京町堀の醤油醸造商の四男として生まれる。文化4年(1807)年15才で生家を離れ別居、狂歌を嗜む。その2、3年後から著述をはじめ、名所図会、随筆、読本、滑稽本、童蒙訓、名所刷物など多数の作品を著し、自ら挿絵も描いた。絵は松好斎半兵衛に学んだと言われる。嘉永5年(1852)還暦を期して松川半山(1818-1882)と提携し、画業を半山にゆだね、後は著述のみに専念した。 著述業の他に、奈良の名産品店や京の有職調度品店を開業、天王寺に美可利家という会員制茶店を作るなど、多角的な活動を続けていたが、万延元年(1860)丹波福知山に赴いた時、朽木騒動に連座して入牢、釈放されて帰坂後、まもなく歿したと言う。
請求記号 甲雑/117/#
名所名1 天保山
名所名1読み テンポウザン
現在の市区町村1 港区
ジャンル名1 行楽地
ジャンル名2 建造物
作品解説 天保年間に安治川の土砂を浚ってできた人工の山。『天保山名所図会』には入津する船の目印のために築かせたもので、故に目標山(めじるしやま)と名付けたというが、通称の天保山が今では一般的となっている。現在は公園として整備されている。