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資料ID 02-0000129
作品名漢字 ざこば魚市の図
作品名読み ザコバウオイチノズ
シリーズ名 浪花名所図会
画家名漢字 広重(初代)画
画家統一名 広重(初代)
画家統一名読み ヒロシゲ
画家解説 広重(初代) ひろしげ 寛政9年(1797)~安政5年(1858) 安藤氏、幼名は徳太郎、後に重右衛門、徳兵衛と改名した。広重、一遊斎、一幽斎、一立斎、立斎と称した。歌川姓を名乗る。江戸定火消同心の子に生まれ、文化6年(1809)13歳で同心職を受け継いだ。その頃から画を志し、歌川豊広に師事、はじめは美人画や合巻本に挿絵を描いていたが、天保元年(1830)より風景版画に転進。その直後発表した『東海道五拾三次』が好評を博し、風景版画家としての位置を確固たるものにした。とりわけ上方の風物・風景を描いた『浪花名所図会』『京都名所』『近江名所』は詩情豊かな作品として名高い。
請求記号 大和銀文庫/1/#
名所名1 雑喉場
名所名1読み ザコバ
現在の市区町村1 西区
ジャンル名1 商工業
作品解説 天満の青物市場、堂島の米市場と並ぶ大阪の三大市場の1つ。毎朝遠近の浦々から集められた魚を商う市が群をなして立てられた。慶安・承応年間に安土町・備後町辺りにあったが、夏場には魚が腐ることもあったので、鷺島と呼ばれるあたりに市が立った。その場に多くの魚が集まったので、鷺島という名は消えて、雑喉場と呼ばれるようになった。  かつては、雑喉場に天神祭の御旅所があった。  昭和6年(1931)に大阪市中央卸売市場ができた際に消滅した。