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資料ID 02-0000104
作品名漢字 川口西洋館
作品名読み カワグチセイヨウカン
シリーズ名 浪花十二景の内
画家名漢字 小信画
画家統一名 貞信(二代)
画家統一名読み サダノブニダイ
画家解説 貞信(二代、初代小信) さだのぶ(このぶ) 嘉永元年(1848)~昭和15年(1940) 長谷川氏。初代貞信の長男。通称徳太郎。はじめは小信と称したが、明治8年(1875)父貞信の跡を襲い二代貞信と称した。父貞信(初代)の下に修行していたが、のち一鶯斎芳梅に学んだ。慶応3年(1867)20才頃から画作をはじめ、鳥羽伏見の戦い、続く明治天皇の難波御幸など当時の世情を主題にした作品を一挙に描いた。維新以後も、大阪市中の開化風俗を描く錦絵・風景版画を数多く遺した。 その他、錦絵新聞や新聞小説の挿絵、芝居絵や肉筆風俗画も手がけた。
請求記号 甲雑/92/#
名所名1 川口居留地
名所名1読み カワグチキョリュウチ
現在の市区町村1 西区
ジャンル名1 建造物
ジャンル名2 文明開化
作品解説 明治元年(1868)に外国人居留地が川口の地に設けられた。川口波止場の東10万余坪の一角に大阪で初めて西洋風の建物が建った。『大阪府誌』には戸数31、人口330余人で、イギリス人57人、アメリカ人60人、ドイツ人1人、フランス人9人、中国人200人、スイス人3人、ベルギー人2人、スペイン人1人がいたと記している。河口より上ったところにある不便さから、神戸の台頭を許し、川口居留地は廃れた。