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資料ID | 02-0000082 |
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作品名漢字 | 福しま逆櫓松 |
作品名読み | フクシマサカロノマツ |
シリーズ名 | 浪花百景 |
画家名漢字 | 芳瀧画 |
画家統一名 | 芳瀧 |
画家統一名読み | ヨシタキ |
画家解説 | 芳瀧 よしたき 天保12年(1841)~明治32年(1899) 中井氏、明治初期、一時笹木姓を名乗った。通称恒次郎、芳瀧、一養亭、一養斎、養水などと称した。大坂鰻谷の生まれ、長く大坂に居住したが、京都へ転居、のち堺へ移り住み、堺の甲斐町で歿した。一鶯斎芳梅の門人。長谷川貞信と並び称される代表的な上方浮世絵師で、中判役者絵の作品が多い。この他、風景画、絵入り本の挿絵などの作品も多く、明治期には錦絵新聞(記事・挿絵とも)も手がけた。 |
請求記号 | 甲和/1086/# |
名所名1 | 福島逆櫓松 |
名所名1読み | フクシマサカロノマツ |
現在の市区町村1 | 福島区 |
ジャンル名1 | 浪花百景 |
ジャンル名2 | 名花・名木・名水 |
作品解説 | 淀川を上下する舟が目印にしたとされる見事な松の下、元暦2年(1185)源義経と梶原景時が激論をかわしたと『平家物語』にある。景時は万一のため舟が退却できるよう「逆櫓」を付けるよう進言するが、義経はこれを臆病者としりぞけると、景時は猪武者だとやり返した。これをもとにこの松は「福島逆櫓松」と呼ばれ、『摂津名所図会大成』にも「大樹にして幹の形驚蛇に似て実に千歳を経ねらむ名松」とあるように名所となっていた。明治42年(1909)に焼失、もとの位置についてはいくつかの説がある。 |