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資料ID 02-0000061
作品名漢字 松屋呉服店
作品名読み マツヤゴフクテン
シリーズ名 浪花百景
画家名漢字 芳瀧画
画家統一名 芳瀧
画家統一名読み ヨシタキ
画家解説 芳瀧 よしたき 天保12年(1841)~明治32年(1899) 中井氏、明治初期、一時笹木姓を名乗った。通称恒次郎、芳瀧、一養亭、一養斎、養水などと称した。大坂鰻谷の生まれ、長く大坂に居住したが、京都へ転居、のち堺へ移り住み、堺の甲斐町で歿した。一鶯斎芳梅の門人。長谷川貞信と並び称される代表的な上方浮世絵師で、中判役者絵の作品が多い。この他、風景画、絵入り本の挿絵などの作品も多く、明治期には錦絵新聞(記事・挿絵とも)も手がけた。
請求記号 甲和/1086/#
名所名1 松屋呉服店
名所名1読み マツヤゴフクテン
現在の市区町村1 中央区
ジャンル名1 浪花百景
ジャンル名2 商工業
作品解説 江戸期心斎橋筋は松屋をはじめ数々の呉服店で賑っていた。享保11年(1726)創業の松屋呉服店は大丸の前身である。大の字を丸で囲う商標を掲げ、享保2年(1717)京都伏見で大文字屋呉服店として発祥、大坂店の屋号「松屋」はつぶれかけていた名跡を譲り受けたものと伝えられる。創業者下村彦右衛門は律儀で誠実な性格で、「現金正札販売」をモットーに豪商となっても先義後利の人であったという。大塩平八郎の乱の際にも義商であることから襲撃を免れたと伝えられる。